実践「ジョブ理論」
ジョブ理論のお話
本書から何を得たいか
ジョブ理論とは何か?
読む前の印象
片付けたい仕事のことをジョブ理論と呼ぶ
顧客が望んでいるのは、モノそのものではなく、理想の状態
はじめに
既存の企業にも新しい技術や世の中のトレンドにたいしょする力や素質はある
しかし、組織とは遅行して形成される
時間をかけて形成され、組織の取り組みがある程度定着すると、今度は新しい取り組みや筋の通った考え方であっても、従来のやり方と異なる行動に対して、組織は柔軟に対応できない
今すぐ行動を変えなくても、これまで培っていた既存の枠組みやビジネスモデルで現状の組織を食べさせるだけの十分な収益を見込める
例え、将来にわたり、現行のビジネスモデルや取り組みが衰退することを推測していても、組織には慣性の法則が働き、急激に方向性を変えたり、すでにできあがった組織のルールやスタイルを変えることができなくなる
meganii.icon自分自身も気を付けたい言葉
Jobs to be done
イノベーションの見つけ方
顧客が解決したいことを素直に考える
ジョブについての考察が必要
顧客が何故買うのか?
購入後、どのようにして使用して問題を解決しているのか?
を掘り下げれば、顧客の目的を理解でき、ビジネスの拡張や新たなビジネスの創出につなげられる可能性が高くなる
ジョブ理論 顧客の目的を整理する3つの視点
機能的
感情的
社会的側面
購買前
購買の途中
購買後
の状況を細かく分析する
ジョブ理論とは何か
ジョブ理論とは、顧客が商品(製品・サービス)を購入する理由を明らかにして、それにまつわる解決策を提供する一連の考え方
ジョブの定義
特定の状況で顧客が成し遂げたい進歩
人は刀の直径が4分の1インチのドリルが欲しいのではない。4分の1インチの穴がほしいのだ。 セオドア・レビット「マーケティング・イノベーション」
顧客が欲しいのはプロダクトではなく、彼らの抱える問題の解決策だ ピーター・ドラッカー
ひとつですべてを満たす万能の解決策は結果的に何一つ満たさない