サービスカタログ管理
サービスカタログ管理
学ぶこと:部署やチームが提供する、全ての業務(サービス)を示す「メニュー」の作り方
解決したい悩み
自分の部署やチームが、どんな業務(サービス)を提供しているのかきちんと把握できていない。他部署に理解されていない
各業務(サービス)への優先度・重要度や力加減が曖昧である
トラブル(業務停止など)発生時のビジネスへの影響がわからない。対応優先度・復旧優先度をどうすればよいかわからない
サービスカタログ管理の活動
1.サービスの洗い出し(その部署・チーム内にどんな業務(サービス)があるのか?)
2.サービスカタログの作成(新規作成/変更/廃止)
3.サービスカタログの定期的な見直しと最新化
サービスカタログ管理のメリット
サービスの内容を一元管理できる
サービスの内容、優先度、サービス提供条件などを顧客と合意することができる
サービスの方向性と顧客のビジネスニーズとの整合を取りやすくなる
トラブル時の迅速かつ的確な意思決定をしやすくする
顧客に予算請求する根拠を明確にできる
サービス一覧とサービスカタログは違う
サービスカタログとは、現在運用しているすべての業務(サービス)を記述した一覧でありメニュー
サービスカタログ管理は、カタログの情報を最新化し、顧客やユーザにサービスの内容や価値をきちんと説明できるようにする活動
サービスカタログを単なるサービスの一覧にせずに、もう1歩2歩踏み込んで下記の情報をサービスカタログに記載するとよい。そうすることにより、顧客もサービスプロバイダも、各サービスの内容や優先度がビジネスニーズと照らし合わせて妥当かどうかの判断がしやすくなる
そのサービスにはどんな価値があるか
どんな前提条件で運用しているか(サービス提供時間・サービスを構成する要素など)
やらない(やれない)とどんな影響があるのか(重要度・優先度)
今後、そのサービスをどうしていくか(強化する、合理化する、廃止するなど)
サービスカタログ項目例
概要は?
サービスNo.
サービス概要
サービス名
誰が?
運用主体(サービスプロバイダ)
運用者数
誰に?
利用者
利用者数
いつ?
サービス提供時間
何を?
インプット
アウトプット
関係者は?
後工程
前工程
どのくらい?
業務量
何を使って?
構成要素
どれだけ重要?
停止時のビジネス影響
方向性
優先度
課題